ヴァイオリン&チェロ デュオ・コンサートご案内[2015年11月17日(火)]

  • 日時:平成27年11月17日 火曜日 PM7時
  • 会場:アコレード(鵠沼海岸商店街通り)
  • 入場料:2,500円 コーヒー&軽食付き
  • 曲目:
    1.モーツァルト作曲 ヴァイオリンとチェロの為のデュオ組曲 (K-423)
    2.ヘンデル - ハルボルセン作曲  パッサカリア
    3.バッハ作曲  無伴奏パルティータ第二番 他
  • 主催:一般社団法人・光響、医療法人・湘陽会
  • 協賛:湘南アイバンク
  • チケット連絡先:ルミネはたの眼科 0466-50-0811
    秦野文枝 e-mail: f@ha-ta-no.jp

ヴァイオリン: 秦野 陽介

5歳でヴァイオリンを始める。桐朋女子高校音楽学部(共学)で学ぶ。名倉淑子、奥田雅代、篠崎史紀らに師事。アルカーディー・ヴィノクロフ、アレクサンダー・アレンコフ、ミヒャエル・フリッシェンシュラガーに師事。ウィーン国立音楽大学にて研鑽を積む。日本クラッシック音楽コンクール第3位。日本声楽器楽コンクール2位(1位なし)。ヨーゼフ・ディヒラーコンクール3位。Allegro Vivoオーストリア国際音楽祭コンクール第1位(オーストリアラジオ放送ORFにて放送される)。大阪国際コンクール第3位(1位なし)。2014年ファーストCDをリリース。2015年より五島みどりが理事長を務めるミュージック・シェアリングの講師に就任。

チェロ:アダルベルト・スコチッチ (元・ウイーンフィル団員)

1939年、オーストリアの伝統ある音楽一家のもとマンハイムに生まれる。6歳より父にピアノの指導を受け、9歳よリチェロを学ぶ。14歳でウィーン音楽アカデミーに入学。同大学を主席で卒業後1961年にジュネ一ブ国際コンクールで受賞した。1964年から85年までウィ一ン歌劇場管弦楽団およびウィ一ン・フィルハ一管弦楽団の主力メンバ一として、カラヤン、ベーム、バーンスタイン、クライバー等の指揮のもとで演奏した。この間1970年からは、名コンサートマスタ一の故ヘッツエルが 率いるウィーン室内合奏団のメンバーとして多くのコンサートに出演,ドイツグラモフォンやデンオン等より30枚以上のCDがリリースされている。

謝辞

この度のコンサートは善行、長﨑クリニック、長﨑達朗先生ご夫妻のご厚意により実現いたしました。厚く御礼申し上げます。

プログラム

W.A.モーツアルト 作曲
ヴァイオリンとチェロのデュオ ト長調K.423

1. アレグロ、2.アダージョ、3.ロンド、アレグロ
原曲はヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲ト長調K.423と変ロ長調K.424として1783年にモーツアルトによって2曲まとめて作曲された。彼が弦楽四重奏曲の傑作「ハイドン・セット」を作曲していた円熟期の名作であり、弦楽器による二重奏曲の分野では代表的な作品である。楽器の性質からヴァイオリンが協奏的に扱われ、ヴィオラが伴奏にまわる場面も少なくないが、二つの楽器の掛け合いは絶妙で、魅力的な楽曲である。今回はヴィオラをチェロにかえて演奏する。

J.S.バッハ作曲
無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調 BWV1004から

1.アルマンド、2.クーラント、3.サラバンド、4.ジーグ
ヨハン・ゼバスティアン・バッハの作曲した無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータBWV1001-1006は、3曲ずつのソナタ(BWV番号は奇数)とパルティータ(BWV番号は偶数)合計6曲からなり、ヴァイオリン独奏の楽曲として、今日では古今の名作の一つに数えられる。今回は4つの部分を演奏する。

J.S.バッハ作曲
無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調 BWV1009

1.前奏曲、2.アルマンド、3.クーラント、4.サラバンド、5.ブーレ、6.ジーグ
バッハの無伴奏チェロ組曲全6曲の1曲である。作曲年代は明らかでないが、その大部分はケーテン時代(1717年-1723年)に作曲されたらしい。その後、単純な練習曲として忘れられていたが、パブロ・カザルスによって再発掘されて以降、チェリストの聖典的な作品と見なされるようになった。現代においてはバッハの作品の中でも特に高く評価されるものの一つである。

G.F.ヘンデル作曲・ハルヴォルセン編曲
パッサカリア

原曲はヘンデルのハープシコード組曲第7番ト短調HWV.432の最終楽章である。パッサカリアは舞曲の一種。編曲者のハルヴォルセンは1864年生まれのノルウェーの作曲家、ヴァイオリニスト。もとはヴァイオリンとヴィオラの作品として編曲したものを、今回はヴィオラをチェロにかえて演奏する。編曲と言われているが実はヘンデルの主題を元に作曲されたと言った方が良い程自由に編曲されている。かなりの難曲。

(ウイキペディア改変)